情報技術科


*情報技術科ってどんなとこ?*

 コンピュータは、家庭や企業はもちろん宇宙まで社会のあらゆる分野において使用され、私たちの暮らしを便利で豊かなものにしています。

 情報技術科では、コンピュータの基礎、プログラミング技術、ハードウェア技術、コンピュータシステム技術、ソフトウェア技術など、情報技術に関する基本的な知識と技術を習得して、将来のIT技術者を育成することを目指します。

*学習内容*

情報技術科では、国語、数学、社会、理科、英語などの共通教科のほかに専門教科として次の科目を学習しています。
科 目 学 年 内 容
情報技術基礎 数の表現と演算などを含むコンピュータの基礎、コンピュータシステム、プログラミングの基礎など、情報技術に関する知識と技術を学びます。
生産システム技術 直流回路や交流回路などの電気技術を中心として、工業の生産システムに関する知識と技術を学びます。
プログラミング技術 2・3 プログラミング技法、ファイル処理などを含む応用的プログラム、プログラム開発など、コンピュータのプログラミングに関する知識と技術を学びます。
ハードウェア技術 2・3 電子回路や論理回路などを含むハードウェアの基礎、中央処理装置と主記憶装置などを含むハードウェアの構成、制御技術、マイクロコンピュータの組込み技術など、コンピュータのハードウェアに関する知識と技術を学びます。
コンピュータシステム技術 2・3 ネットワーク技術、データベース技術、マルチメディア技術など、コンピュータシステムに関する知識と技術を学びます。
ソフトウェア技術 3年
(選択)
ソフトウェアの基礎、オペレーティングシステム、セキュリティ技術など、コンピュータのソフトウェアに関する知識と技術を学びます。
工業技術基礎 プログラミング、ワープロ、表計算、電気計測、電子回路製作など、工業に関する基礎的技術を実験・実習によって実際に体験して学びます。
実習 2・3 プログラミング、データベース、マルチメディア、ネットワーク、パソコン組立、電子回路製作、組込みシステムなど、工業の専門分野に関する技術を実際の作業を通して総合的に学びます。
課題研究 自分で研究テーマを設定し、一年間に渡って自ら調査、研究、実験、作品製作などを行い、研究成果をまとめて発表します。

工業技術基礎・実習の様子
電子回路製作 プログラミング ネットワーク 組込みシステム


*資格*

情報技術科で取得可能な主な資格・検定を紹介します。
科  目 内   容
情報応用技術者試験 高度IT人材に必要な応用的知識・技能を持っていることを認定する国家試験です。高校生にとっては極めて難易度が高い試験です。
基本情報技術者試験 情報システムを開発するのに必要な基本的な知識・技能を持っていることを認定する国家試験です。高校生にとっては難易度の高い試験ですが、取得すると情報技術関係の就職や進学に有利です。
ITパスポート試験 職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を持っていることを認定する国家試験です。企業戦略や会計学などについても学習する必要があります。
情報技術検定 情報技術に関する基礎的な知識と技能を習得しているかを評価する検定です。
パソコン利用技術検定 パソコンを利用するための知識と技能を習得しているかを評価する検定です。筆記試験と実技試験があり、両者ともに基準点以上得点する必要があります。実技試験は、1級がデータベース、2級が表計算、3級がワープロです。
計算技術検定 関数電卓を使用し、工業分野に必要な計算知識と技能を習得しているかを評価する検定です。
危険物取扱者試験 危険物(ガソリン等)を一定数量以上取り扱うのに必要な資格です。


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